フライトプラン

週末テレビで放映されていた「パニック・ルーム」をみた家内が、ジョディ・フォスター主演の映画をもっと見たいということでレンタル。私はハリーポッターが見たかったので、最初はあまり気乗りしなかったのですが、結果的にとても楽しめた映画でした。
娘が居なくなった真相がうまく包み隠されており、次の展開をなかなか読ませない。ジョディ・フォスターの迫真の演技も手伝ってか、ずっとドキドキしながら自分が映画にどんどん飲み込まれていくのが分かります。シナリオが綿密に練られた推理小説を読んでいるようで、後半に真相が明らかにされたときには思わず「うわーなるほどー」と唸ってしまいました。
飛行機は本作品のために作られたそうで、ファーストクラスの席やステキなバーカウンターの映像は、いつかはこういうシートに乗ってみたいと思わせるのに十分。主人公のカイルが舞台となる飛行機のエンジニアという設定なので、飛行機の内部構造をうまく使って困難をクリアする場面がありますが、こういったシーンやアクションがもっと沢山あるとより面白かったかも。

フライトプラン [DVD]