ライト、ついてますか―問題発見の人間学

問題は何なのか?とたずねる以前にあわてて解答を作り出そうとする、もって生まれた傾向に歯止めをかけるべきである。未熟な問題解決者は、きっと解くべき問題を定義する時間を惜しんで解答にとびつくものである。経験をつんだ問題解決者すら、社会的圧力にさらされると、この「急ぎたい」という気持ちに負ける。負けてしまえば、解答はたくさん見つかるが、それが解くべき問題の解答だという保障はない。(p6)

問題の本質をつかむのが重要というのは言葉で理解していても、では実際に問題の本質を把握するの言うは易く行うは難しなわけで・・・この本は問題の捉え方や視点といったコツを与えてくれていると思います。お恥ずかしながら、これまでワインバーグの本をきちんと読み込んだことが無かったので、ちょっと真面目に取り組んでみようかな。

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学