NTT 30年目の決断

内容は、グローバル化の現状と課題/光コラボに関わる総務省や他事業者とのあれこれやその意味/ドコモの状況と今後のあり方/(本の帯にもある)「成熟化」と「土管化」そして「同質化」について/総務省が今後何を見据えているのか、といったところ。日頃断片的にしか見えない、NTTと通信業界を取り巻く現状の解釈の一つとして、うまくまとめられていると思います。結構、詳細な話が続く(光コラボあたりとか)ので、NTTの経営や通信行政についてある程度理解できてないと、ちょっと読むのに苦労するかもしれませんが、自分なりの理解や頭の整理にはよかったです。