今だからこそ理解したい! Platform Engineering 再入門

 

 

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2023/8/2に開催された「CloudNative Days Fukuoka 2023 前夜祭 & PFEM #4」に表題のタイトルで登壇させていただきました。この時のスライドをSpeakerDeckで公開していますので本ブログでもご紹介します。

今回、CNDF2023の前夜祭の位置づけで併催ということもありPlatform Enginneringを知らない方も多い可能性もあったので、改めての入門向けのエントリにしてみました。登壇の中では「Platform Enginnering」というキーワードを聞いたことがない方への挙手を求めてみたところ全体の1割程度の結果。知らない割合はもっと高いだろうと思っていたので以外でした。(ネガティブな質問でしたので手を上げにくかった可能性もあります。知っている人に挙手をしてもらったほうがよかったかもしれませんね。)

登壇の内容としては過去3回のPlatform Engineering Meetupの発表や関連情報を振り返り、エッセンシャルなポイントを解説するというとてもライトなものですが、自分でも俯瞰図(Bird's-eys)を書いていて、まだまだ深堀の余地が多く改めて興味深い領域だなと感じています。

Platform Engineering自体はまだ浅く、K8s等のOSSのユーザコミュニティ等と異なり具体的なプロダクトがあるわけではないため、内容的にも抽象的・概念的な話が多い状況と認識しています。悪く言えばとりあえず話題なのでウオッチ(様子見)というの方がほとんどではないかなと。

しかしながら、Platform Enginneringとして語られる基本的な考え方(Platform as a Product、認知負荷(Cognitive Load)、セルフサービス等)は本質的かつIT領域に限らないため非常に汎用的のため、何がしか利用者に対する共通的な機能や環境を提供しようとする仕事をしている人にとっては強力な武器になるのではないかと信じています。

InnerSource、TeamTopology、SREとの関係など、まだまだ共通認識が少なく整理しないといけないことも沢山あるので、少しずつ研究を進めながら、Platform Enginnering Meetup ( #PFEM )の場で発表したり、自分の仕事に活かしていければと思っています。

 

YouTubeに登壇のアーカイブを提供していただいておりますので、よろしければこちらもどうぞご覧ください。

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#PFEM #PlatformEngineering