2013-01-01から1年間の記事一覧

私とは何か――「個人」から「分人」へ

「分人」という、普段見なれない言葉に興味を引かれて読んでみました。 「分人」とは、たった一つの本当の自分など存在せず、対人関係ごとに見せる複数の顔があり、それは必ずしも同じではないが、それはすべて本当の自分であると示されています。そして、人…

COLLECTABLE TECHNOLOGY

おっさんホイホイの本、その2。これも図書館で借りていた本ですが、限定3000冊だったんですね。 コンピュータだけでなくラジオとか時計、デジカメ、ゲーム機など幅広い電子機器のコレクションになっているので、コンピュータの事をよく知らない人でも一つく…

Core Memory ―ヴィンテージコンピュータの美

図書館で見つけて思わず衝動借りしました。写真がとても綺麗で1ページめくるたびに「おぉー」と唸ってしまいます。以下、特に印象に残ったもの... UNIVAC I:水銀遅延線で構成されるメインメモリがセクシーすぎる。 IBM System/360:"EMERGENCY PULL"ボタン…

成功はすべてコンセプトから始まる

「コンセプトを立てる」というとなんか仰々しくて難しいものを考えてしまいますが、実は非常にシンプルで日常の様々な場面でも応用が利く性質を持っているモノではないかと、(この本で述べられている定義とは若干異なるとかもしれませんが)あえてそう感じ…

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

「イノベーションのジレンマ」の著者クリステンセン教授による人生を考えるための本。氏が2005年に来日した時に、有給休暇を取って大手町の某所に足を運んでイノベーションのジレンマの講演を聞きに行ったことを思い出します。 本書の元の題は”How will you …

エンタープライズ・アーキテクチャ

『EAの真価は企業レベルのITの全体最適化でありIT全体のビジネス価値の最適化である。』という視点で展開される体系化されたフレークワークや視点の数々は、発行から10年たった今でも通じるものでありその先見性の高さには驚かされます。中古品を探してまで…

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

後輩に薦められるままKindle版のサンプルを読んでたのですが、1章から展開が面白くて気がついたらそのまま本体もポチってるという完全にamazonにやられたパターンですw 「生産性の向上」という命題に対して、全体最適の視点で解決していくプロセスを小説形…

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

問題は何なのか?とたずねる以前にあわてて解答を作り出そうとする、もって生まれた傾向に歯止めをかけるべきである。未熟な問題解決者は、きっと解くべき問題を定義する時間を惜しんで解答にとびつくものである。経験をつんだ問題解決者すら、社会的圧力に…

ウォッチスタンド【ナラ+ウォルナット】

最近、普段のお仕事用の時計を買ったのですが、家に帰って腕時計をはずしているときに机に転がしているのがなんとなくもったいないと思い、ウオッチスタンドを探し始めました。最初100円ショップにあるらしい情報をネットで見つけたので近所のダイソーで探し…