成功はすべてコンセプトから始まる

「コンセプトを立てる」というとなんか仰々しくて難しいものを考えてしまいますが、実は非常にシンプルで日常の様々な場面でも応用が利く性質を持っているモノではないかと、(この本で述べられている定義とは若干異なるとかもしれませんが)あえてそう感じました。例えば「打ち合わせをする」といった普段ありがちな状況においても、そこで自分が伝えたいことの「コンセプト」がはっきりしているかどうか、つまり、自分が(この打ち合わせで)真に達成したい事を具体的に描けている場合とそうでない場合はそこで行われるコミュニケーションの質(濃度)がずいぶん異なっているような気がします。
この本ではコンセプトとは「自分が実現したいことの包括的なイメージ」と述べており、コンセプトを作るためのフレームワークやコミュニケーション術に至るまでの幅広い範囲での示唆に富んだ考え方を丁寧に示してくれていました。これら一つ一つを確実に自分の引き出しとしてしまって置けるよう、普段から意識しておきたいところです。

成功はすべてコンセプトから始まる

成功はすべてコンセプトから始まる