話し方のマナーとコツ―暮らしの絵本

前回のエントリで述べた本(お仕事のマナーとコツ (暮らしの絵本))に引きつづき、「暮らしの絵本」シリーズ。こちらも女性をターゲットにしていると思われる本ですが、現実的なシチュエーションと具体的な対応方法が、イラストのやわらかさからは想像できないくらいにしっかり書かれており、内容もとても説得力があるので、男性の私でも十分役に立つ本です。
ちなみに、私は「よくしゃべる人だね。」と言われます。そして、それはしばしば『(周りの状況を省みず独りよがりに)よくしゃべる人だね。』という意味なのだと気がついてorzになることもあります。特にその時は盛り上がったなぁと自分で感じる会合など、よくよく思い出すと、自分のことばかり話していて、相手(さらにその時に初対面だったとか)のことあまり良く覚えてないとか。ふと、自分でしゃべりながら「あれれ、さっき言ったことと同じことまた言ってるな」と気がついたときとか。
自分としては、バカ正直に言いたいことを伝えたいだけだったりするわけですが、この本を読んで、「しゃべりすぎるという原因の一つには『状況に応じた物の言い方が分かってない』というのもあるのでは。」と思うようになりました。単に言いたいことを話すだけでなく、その意図を一旦自分の中で良く考えて、相手のことを考えて発言するのが大人の話し方ってこと・・いや、あたりまえですね・・・反省します。ちなみにコラムの「美しく、大人っぽい言い回し」は1つレベルの高い仕事ができる雰囲気を作り出すのにはいいですね。「子供との接し方」についても具体例がありとても参考になったなと思います。

話し方のマナーとコツ (暮らしの絵本)

話し方のマナーとコツ (暮らしの絵本)