成果のまとめ方と上長へのアピールポイント
そろそろ年度末ということで、私も上長との面談を控えています。今年度の自分の成果をシートにまとめ、そのシートに沿って上長にアピールし成果を認めてもらうわけです。いつもどうやってまとめようかと頭を悩ますところではありますが、成果の整理の仕方について先輩からアドバイスを頂いたので、自分のやり方も加えてまとめてみました。ご参考になれば幸いです。(あくまでも参考なので、以下を実施して何らかの不利益が生じても当方は一切の責任を負いませんのであしからず・・)
成果のまとめ方
- 実施した業務を振り返り、出来る限り具体的にピックアップ
- 出来る限り“具体的な業務内容”を挙げることを心がける。
- ピックアップするための元ネタの例(日ごろのロギングが重要・・)
- 過去のメールのやりとり(特に送信箱にあるメール)
- スケジュール帳(サイボーズなど)
- 完了済のTODOリスト
- 自分が作成した資料
- 作業日報
- その中で具体的な成果物をリストアップして整理
- 成果物の例(研究開発職の場合)
- プロダクト(ソフトウェア/ハードウェア)とその性能
- 仕様書
- 作業ドキュメント(試験手順書、環境構築手順書)
- 特許
- 論文
- まとめ資料
- その他
- 打合せの事務局や何かの担当があればそれもリストに
- 雑務の担当(物品管理とか)も堂々と書く
- 成果物の例(研究開発職の場合)
- 当初に設定した目標を改めて確認
- 当時考えた具体的な到達目標イメージを振り返る(「○○を作る」「××を整理する」等、目標設定時に思い描いた成果(物)内容があったはず)
- 最後に、整理した目標と実際の成果物をマッピングする
- 途中でいろいろと業務が変更になったり、作業が具体化する中で達成目標イメージが変わってくる可能性も十分ありえるが、その辺はこれまでの経緯などと合わせて整理することでスジを通す
上長へのアピールポイント
- プロジェクトにおける自分の役割
- メンバをリードした業務、主体的に実施した作業
- 工夫したところ苦労したところ、そしてその対策や効果
- 工夫したところなどは、自分のオリジナリティの部分がどこにあるか
- 自分の成果が他の人の何に貢献できたか
- 主任クラスの人は自分の部下のマネージメントや育成に関する施策など
その他
- 上長は「キーワード」を欲しがっている。なぜなら貴方を評価するための文章を書いたり、上長の間で評価点を調整するためのミーティングにおいて、貴方のことをプッシュするための「材料」が欲しいからだ。従って、上長の視点で自分自身をどういう言葉で評価して欲しいのかを想定し、その材料を用意しておくべきである。