秋葉原UDXでゲーム体験オフ会-参加レポート

4/8秋葉原UDXでゲーム体験オフ会 - dshinaの日記で予告していたオフ会へ参加。世の中的には参加型イベントが多い中、体験系(鑑賞系?)イベントというアプローチでゲームの世界を広げようとする試みで、将来の可能性を感じさせる面白いイベントでした。イベントの様子についてはASCII24の取材記事にしっかり書かれているので、まずはそちらを見てもらうとして、私が到着した時には第一部(国産ゲーム)は既に終了しており、スペシャルゲスト(リッジレーサのサウンドチーム)によるトークイベントが行われていました。

(※非公認イベントのため画面写真の一部にモザイクをかけておりますw)
全然打合せ無しで行われたらしいこのトークイベントですが、それでもあうんの呼吸で繰り広げられる絶妙なかけあいはなかなか面白かったです。例えば「ドラクエ早解きイッキ見!とかいうのどうよ?」といったアイデアに関する話や「さすがに(通常の家庭用ゲームの開発においては)このようなすばらしい音響の環境を想定して作っているわけではないが、こういうのができるのであればこれよな(環境を前提とした)音楽もやってみたいね」といった、サウンドに携わる人ならではの感覚とか、ゆるりとした雰囲気の中でも鋭いコメントが時々でてきたりと、普段ゲーム開発にかかわっている方の視点が垣間見られて、とても興味深いイベントになっていたと思います。
で、これらのトークもよかったのですが、第2部(海外ゲーム)の前に行われたWorld Cyber Gamesに関する松井さん(このオフ会の主催者)のプレゼンテーションが、結構重要な位置づけだったのではないかなというのが個人的な感想です。松井さんはWCGの日本プロデューサとして、その手腕が非常に期待されていますが、彼から発せれられるメッセージの一つ一つにはビジョンがしっかりとこめられており、今後の日本のゲーム社会の発展のための「何か」になる可能性をひしひしと感じていました。

(ワールドカップやオリンピックは、20年かけてやっと30カ国くらいの参加国になったのにWCGは5年くらいで70カ国を超えているそうです。)
その後、第2部(海外ゲーム)に入ってからは、PGR3FIGHT NIGHT round3GHOST RECONといった海外ゲームの中でも特に松井さんのお気に入りのゲームをみんなで遊んで楽しみました。誰しも映画館に行ったときに思う「こんな環境でゲームしたら面白いだろうなぁ」というのをまさに目の前で実現しちゃっているわけで、例えばこんな画面がどどーんと目の前に出てくる様は素人目にも想像以上にインパクトがあり、素直に楽しめました。このイベントをパッケージ化したらゲームの販促に使えるんじゃないかなと考えていたら、松井さんは既に考えていらっしゃったようで、このオフ会で得た経験により新しい何かが広がることを期待しています。素敵な時間をありがとうございました。